目的意識を持った仕事には喜びがある

多くの社会人は、生きていくために働いているはずだ。
しかし、その働き方に目的意識を持つか持たないかで、モチベーションが大きく変わってくるのをご存知だろうか?
誰でも最初は新人であり、先輩から教わりながら仕事を始める。
だから最初は何も考えず、指示通りにやることになるだろう。
簡単そうに聞こえるかもしれないが、指示通りにこなすだけでも本当は大変なことだ。
これができるようになって、ようやく一人前といえるかもしれない。

そして次は、何のために仕事をするのかを考えてみる。
これがいわゆる目的意識だ。
何のためにということを頭に置く習慣が付けば、与えられた指示に誤りがあったり、無駄があることに気が付くようになれる。
ミスを正し、無駄を省いて、より良いやり方を提案することができるようになれば、仕事の流れがより深くわかってくるだろう。

そうなると、小さなパーツとしてしか分からなかったものの全体像が少しずつ見え始めてくるようになる。
自分のやっていることの意味がわかるということは、モチベーションに大きく影響するはずだ。
やりがいにもつながるし、面白くも感じるだろう。
だが、目的意識を持たないまま、目の前の指示だけをこなしているなら、新人の頃と何も変わらない景色しか見えない。
そこにはやりがいもなく、充実感や満足感といった喜びも少ない。
同じ時間を過ごすのなら、自分が成長していると感じられる働き方をするべきではないだろうか。
社会の中で自分の力を尽くし、達成感を感じられる瞬間は、人生の中の大きな喜びの一つになるだろう。